RCA リ・クリエート・アソシエーション)

2012

 
 


趣 旨 》


 我がクリーニング業の前身は着物文化よりの洗濯方式、すなわち洗い張り、生洗、しみ抜き等の方法を採って歩んで来ました。この方法は湿し式のため絹和服においては数々の問題点を有し誰にも容易に出来るものではありませんでした。しかし明治後期より西洋衣服文化のドライ方式を採り入れる事で近年では立体縫製の洋服はもとより、丸洗いは不可能とまで言われていた正絹和服の洗濯まで可能にし、「洗う」という行為の技術革新は20世紀において完璧なまで開発されています。


 一方、衣服の作り手であるアパレル業界においては戦後町の「仕立て屋」から始まり近年では「アパレル産業」と言われるまでに発展しており、クリーニング業を営むにおいても繊維素材、縫製、デザイン、ファッション性、裏地、芯地にいたるまで種類や方法は多岐にわたり、情報収集無くして経験と勘に頼る安易なクリーニング方法は出来なくなりました。


 だがこの様な状況になるであろうという事は既に、昭和50年代に提唱されていたクリーニング「業界ビジョン」で警告として発せられていました。この中で唯一21世紀に生き残れるクリーニング業は家事代行業ではなく、個々の衣服のメンテナンスを目的にした「衣服再生保全業」であると唱えています。


 この衣服再生保全業とは、サービス業の本質であるお客様に「満足を与える」職業

であるということを強く認識したうえで、明治以来行なってきた、衣服は先ず「洗う」の観念を捨て去り、衣服は本来「洗わない」が一番のお手入れ方法であるという観点から、お客様との接点を持つことが最も大切な事であると力説しています。


 この提言を当会の前身である『21世紀こだわり想クラブ』で探究してきた結果、 衣服はかならず洗わなければならないという発想より成立していた受付から納品までのクリーニング工程に数々の問題点が浮き彫りとして現れ、改良改善無くして真の職業的発展はないという事が判明致しました。


 私達RCAは『リ(再生)』『クリエート(創造)』『アソシエーション(組織)』の名称の如く、この業界ビジョンを熟知した上で21世紀には避けて通れない環境保全、環境汚染、消費者保護、回収リサイクルまで含めた社会問題にも取り組みながら、今まで消費者から不信感を持たれていたクリーニング処理工程の内容を目で見て解かる方法を採り、クリーニング店を利用して良かったという満足感が得られる店造りを実現しようと発足致しました


 そしてRCAの最終目標は私達の仕事の内容を社会に認めていただけるようお客様の立場に立った診断技術の確立と業務内容の改善を行なうことにあります。


                         2012年4月吉日
RCA代表 石川麦秋

原文2001年4月










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